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院の発信ヒント

短い記事でも続ける価値 — 信頼の積み上げ

投稿の間隔が空く院に共通するのが「書くなら、ちゃんとしたものを」という思い。短い記事にも、長い記事に劣らない価値があります。

長野県針灸師会 編集部

「ちゃんとした記事」の思い込みが、手を止める

投稿の間隔が空いていく院に共通して伺うのが、「書くなら、ちゃんとしたものを」という思いです。専門家として恥ずかしくない、読み応えのある記事を——その誠実さが、皮肉にも更新を止めてしまうことがあります。

ここでお伝えしたいのは、500 字ほどの短い記事にも、長い記事に劣らない価値がある、ということです。

短い記事が持っている力

「いまも動いている院」だと伝わります。鍼灸院を探している方は、ページの更新日を意外と見ています。最終更新が 1 年前の院と、先月更新された院。内容がどれだけ立派でも、前者には「いまもやっているのだろうか」という小さな不安がつきまといます。短くても更新が続いていること自体が、営業中であることの何よりの証拠になります。

検索の入口が増えます。1,500 字の大作 1 本より、500 字の記事 3 本のほうが、検索でヒットする間口は広がります。「冷え」で 1 本、「眠り」で 1 本、「肩の張り」で 1 本——それぞれが別の悩みを持つ方の入口になります。

読む側も、実は短いほうが読みやすいものです。スマートフォンで読まれることがほとんどです。長文は途中で離脱されやすく、要点のまとまった短い記事のほうが最後まで読まれます。

500 字の「型」を持っておく

短い記事は、型があると 15 分ほどで書けます。

  • 質問ひとつ+答え型 — 患者さんからよくある質問をひとつ取り上げ、答える(例:「施術のあとお風呂に入っていいですか」)
  • 季節のひとこと+養生型 — いまの時期の体調の傾向と、自宅でできる工夫をひとつ
  • 院の近況型 — 待合の模様替え、新しい器具、研修に行った話。人柄が伝わります

月 1 本の「細く長く」が、いちばん強い

経験的に、検索からの流入が安定している院は、量より「途切れていないこと」が共通しています。週 1 本を 2 か月で燃え尽きるより、月 1 本を 1 年続けるほうが、積み上がるものは大きくなります。短くていい、月 1 本でいい——そう決めてしまうことが、続けるいちばんのコツかもしれません。

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