院の発信ヒント
鍼灸院ブログの書き方 — 続けるための 5 つのコツ
ある程度続くと訪れる「ネタ切れ」の壁。施術の現場には毎日、書く材料が流れています。無理なく続けるための 5 つのコツです。
長野県針灸師会 編集部
「書くことがない」のではなく「気づいていない」だけ
ブログがある程度続いてくると、今度は「ネタ切れ」の壁がやってきます。でも、施術の現場には毎日、書く材料が流れています。患者さんからの質問、季節ごとの体調の変化、施術中の何気ない会話。専門家にとって当たり前すぎて素通りしているものが、読む方には新鮮な情報です。ここでは、無理なく続けるための 5 つのコツをご紹介します。
コツ 1: 患者さんの質問をネタ帳にする
「よく聞かれること」は、最高の記事テーマです。ひとりの方が口に出した疑問は、口に出さない何十人もの方が同じように抱えています。「鍼は痛いですか」「服装はどうすれば」「施術のあと運動していいですか」——施術の合間に聞かれたことを、スマートフォンのメモにひと言残しておく。それだけでネタ帳になります。
コツ 2: 1 記事 1 テーマに絞る
あれもこれも盛り込むと、書くのも読むのも大変になります。「今回は『施術後の過ごし方』だけ」と決めて、それ以外は次の記事に回す。書く負担が減るうえ、記事の数が増えるので、検索の入口も増えます。
コツ 3: 書く時間を決めておく
「時間ができたら書こう」は、なかなか訪れません。「月初めの月曜、診療後の 30 分」のように、小さくてもいいので枠を決めてしまうほうが続きます。予約の合間でも構いません。下書きはメモ程度に済ませ、仕上げは別の日でも大丈夫です。
コツ 4: 60 点で公開する
文章の完成度を 100 点にしてから出そうとすると、公開のハードルがどんどん上がります。誤字や言い回しは公開後に直せます。60 点で出して、気になったら後日整える。この割り切りが、続けられる院と止まってしまう院の分かれ目になりやすいところです。
コツ 5: 読んだ方をひとり想像する
迷ったら、「来院前の不安を抱えた、近所のひとり」に向けて書く。専門用語を減らし、施術室で話すときの言葉に近づける。それだけで、文章はぐっと届きやすくなります。
続いていること自体が、院の姿勢を伝えます
5 つすべてを守る必要はありません。ひとつでも取り入れて、いまのペースが半歩でも楽になれば十分です。定期的に更新されているブログは、内容の前に「丁寧に院を運営している」ことそのものを伝えてくれます。
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